
「のぼうの城」で大ブレイクした和田竜の新作、
やっと図書館の順番が回って来ました。
さすが城戸賞受賞のシナリオライター出身
だけあって描写が映画的。
登場人物それぞれの個性がツブ立っていて、
手に汗握る展開にあっと言う間の読了。
信雄の成長と、お国の武家娘としての生き方、
そして無門の人間の心を取り戻す展開が心を打つ。
時代劇のセリフ回しの中にホンネとしての現代語が
混じり合う面白さ。
極上の時代小説でござった。
信長つながりで、あの「火天の城」が映画化されると言う。
主演は西田敏行だって!オイオイそりゃ違うでしょう。
ワタシ、あの小説読んでる時、ずっと主演は月形竜之介の
つもりでいました。
残念ながら今はいなんだよネ、こうゆう役者。
BYオラッチ
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- 2009/02/17(火) 12:00:00|
- 日記
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