
まるで女工哀史みたいな歴史ですね。
家族で地域で作って来た衣服が工場になり産業になりして行く内に公害や貧困を生み出して来たと。
衣料品を生業としている身としては複雑ですね。
インドのマンチェスターと異名をとっているタミル・ナードのコインバトールからのルポやパリのデザイナーがアメリカの大量生産業者とライセンスを結び、マスファッションが台頭した話。レーヨンやナイロンなどの化学繊維の生産で公害が始まった事、岡山でセルヴィッチデニムが作られ、米国に逆輸入され、再評価された事。
今現在、私達業界人が現実に直面している問題だらけ…
「人間はこれまで紡ぐ、織るというメタファーに頼ってきた。
人文科学には社会構造(ファブリックオブソサエティ)という表現があるが、これはタテ糸とヨコ糸からなる社会のことだ。報道の世界では、コミュニティが引き裂かれるだとか、契約を結ぶといった言葉が使われる。私たちも社会という織物の一部なのだとすると、考えようによっては、私たち一人一人が互いの接し方や土地との向き合い方を完全に変えてしまわない限り、織物の(しゃかい)が破壊されることも、元に戻ることもないということ なのかもしれない。」
by 昨日貫之
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- 2023/05/01(月) 12:00:00|
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