
昔、関西で地震があった頃、新幹線が復旧してすぐに神戸の展示会へ行った事がある。連日テレビの報道を見ていた身としては、神戸一帯がガレキの山となっているんじゃないかとか、道路はまだ寸断されているんじゃないかとか、とにかく不安でいっぱいだったが、着いてみると意外と被害は少なく、JRの高架下も一部を除いてちゃんと営業していた。
とかく報道映像は、実際よりも大げさに映し出される傾向があるが、たぶん香港の雨傘革命もそれなのだろうと思う。ただし香港の人達は、ここでも述べられている様に日本みたく大阪へ行ったり北海道へ行ったり出来ず、移動面積がせまいので、逃げ場がないのだ。中国語と広東語が飛びかい、香港人と外省人が共に暮らす土地では、やはり軋轢がそうとうあるのだろう。
ニュートラルな視点で描かれた香港の現実と、そこに生きる「香港人」としての少年の行動。あとがきに、こうある 「一人の人間を追いかけることは意外なほど多くのことを私に教えてくれた。一人の人間の中には深い河が流れていて、それは外からはほとんど見えない。 けれども、その河の流れを見つめることは、この世界を知ることと同じかもしれない。」
by 昨日貫之
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- 2023/04/03(月) 12:00:00|
- 日記
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