
「もともと宗教は、「人間はダメな存在だ」という見地に立っていました。ダメなんだから、もっと良い生き方を求めなさい、と説いてきたのです。例えばキリスト教は、「愛のために死ぬのが人間」と言っています。愛とは、友のために自分の命を捧げることです。つまり自分以外のもののために生きよ、ということです。しかし人類はいまや、どんどんダメになっています。自分の命が一番だと言っているからです。これは「魂」よりも肉体という「モノ」が上にあるということです。だから人間ではなく動物に近い。人類はみんな「動物化」しているのです。ところが現在の宗教のダメなところは、人類が動物化しているこの現世を「すばらしい」と言っているのです。人気を取りたいからです。つまり「人間はダメだ」とする宗教の根本を見失っているのです。現在の人間は、もう宗教を信じる本当の魂はすべて失っているということに尽きます。宗教が滅びたいま、私は「人類が人類であることをやめる危険性がある」と思っているのです。我々人類を人類たらしめたのは、宗教です。それを失ったということは、人類の文明は、まもなく終焉を迎えるということではないでしょうか。」
by 昨日貫之
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- 2022/10/10(月) 12:00:00|
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