
終戦から現代まで、アメリカの属国たる我が国の裏面史。優秀な兵士だったが為に、国を憂い、真の独立を目指して突き進む
男達のドロドロの戦い。時間軸を行ったり来たりさせながら、男達の熱い戦いがくり広げられる。面白い小説だ。
欲を言えば三島由紀夫事件や在日と右翼とのかかわり、宗教団体と政治家のかかわりを加えてほしかったが、
まぁこの位に絞り込んだ方がシャープになるのかね。
それにしてもアメリカの「ポチ」として日本のみっともない姿をこれだけ強烈に書かれると、ちょっとツライけど、
戦時中の軍のみっともなさも、これだけ書かれると、もっとツライ。
あのアメリカと正面きって4年間も戦った事を考えたら、もっと軍も優秀だったんじゃないかとも思えるんだが…
甘いんですかねぇ。まぁ指導部はボンクラばかりだったが、一般の兵士は世界一優秀だという意見もありますね。
エピローグはとっても良くて、救いがあって希望がある。
やはりこれからの日本を建て直せるのは、逆に焼け跡や高度成長やバブルを知らない世代なのかも知れない。
by 昨日貫之
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- 2022/09/26(月) 12:00:00|
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