
テキスタイルデザイナーって、一般に名が知られている人って数が少なくて、リバティの「ウィリアムモリス」位しか知らないんだけど、欧米では人気のあるデザイナーさんが沢山いて、指名して生地を買われる方がほとんどなんだとか。やっぱし文化の違いなんすかね。
ウチでやってるMODA FABRICのRUBYシリーズも有名な数名の方がデザインしているらしいんですがね。昔、オリジナルで作らせてもらったキャシー中島さんの生地も今だに好評なんだけど、もう生地だけじゃ売ってもらえなくなっちゃったしね、残念だけど。
戦前にオーストリアのウィーンで生れ育って工芸学校を卒業し、ウィーン工房でテキスタイルのデザインをしていたリチさんは、32歳の時にウィーンに留学中の日本人建築家、上野伊三郎氏と結婚し、翌年2人で京都に移り住んだのね。文化も風土も異なる日本で、言葉も話せなかったのに、独自で壁紙や生地や七宝、アクセサリーなどを創作して行ったと言う面白い人生。都ホテル京都や、日生劇場のレストランの壁紙の装飾の素晴らしさ!
常日頃から「ファンタジー」(想像力とか創造性)が大切だと伝えて来た彼女のデザインは、今、目にしても「ステキ」と叫んでしまうようなオリジナリティにあふれていて、とっても幸せな気分にしてくれます。
by 昨日貫之
クリアランスセール開催中!ウェブショップ!
11.000円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。

- 2022/08/08(月) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0