
「いわゆる馬場・全日本がショーマンスタイルで猪木・新日本はストロングスタイルだ、という定義の根拠などどこにもないショービジネスの本場、アメリカのプロレス界には、ストロングスタイルなる用語は存在しない。だからといって、ライバル関係にあった新日本が全日本との違いを宣伝するのにストロングスタイルと標榜したのは、奇策でもなんでもない。日本のマーケットにおける競争の原理からすれば当然のビジネス手法だったろう。」
「ジャイアント馬場とアントニオ猪木は、仲が悪いというのは通説だ。団体同士のけんか、抗争はあっても、個人的に見るとニュアンスが違ってくる。私は対極にある2人をリアルタイムで見てきた。2人が面と向かってケンカした場面は一度も見ていない。合えば自然に「馬場さん」「おう寛至」という感じなのだ。馬場と猪木は1960年9月30日、同期で同日にプロ・デビュー、馬場は猪木の五つ年上。この距離感が兄貴と弟のような関係を生んでいる。猪木が初のアメリカ武者修行に出る際、馬場はオフクロに作ってもらったオーバーコートをプレゼントしている。そしてロスでは、猪木に「これ取っとけよ」と、馬場はドル紙幣を餞別として手渡ししている。力道山道場で育った同志、気心は知れている。新日本と全日本の興行合戦の真っ只中、新間さんが馬場のことをケチョンケチョンいにけなした時があった。「なぁ新間、そんなに馬場さんを悪くいうなよ。むかし、お世話になってんだから」と、猪木がたしなめた、という話が伝わってきている。」
by オラッチ
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- 2022/05/09(月) 12:00:00|
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