
「映画の尻取り遊びである。連想ゲームと呼んでいいかもしれない。この場合、俳優や監督でつなげるのではなく、なるべく映画の中のディテイル、小道具でつなげるようにしている。俳優や監督でつなげてゆくのでは簡単過ぎて面白味がない。
映画批評というと、どうしても作品論、監督論、映像論となりがちで、そうなるとディテイルを語ることがつまらぬことと切り捨てられがちになる。なんとも勿体ない。まるでパンの耳を捨てるようなもの。ディテイルにも映画の作り手の思いが込められているのに、それを無視してしまうのは、長年、映画を見て来た人間にはまったく納得出来ない。
映画のメリーゴーランドとは、遊びながら、同時に普通、忘れられがちなディテイルをよみがえらせようとする試みである。
時には、時にはパン本体より耳の方がおいしいもの。あまりディテイルにこだわると、すぐに「木を見て森を見ない」と批判されるが、木あっての森であることを忘れてはならない。「神は細部に宿る」と大仰なことは言わないが、細部には小さなお地蔵さんぐらいは潜んでいると思う。」
by おミズのハルヲ
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- 2021/10/04(月) 12:00:00|
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