
ラジオ時代から「笑い」にかかわり、「
てなもんや三度笠」から「
花王名人劇場」にかけてマンザイブームを作った伝説のプロデューサー、澤田隆治氏が死ぬ前に一度キチンと書いておきたかったという一冊。天才コメディアンの光と影を淡々と描写している。
「
ルーキー新一は、大勢の人を楽しませる才能を身体いっぱいに詰め込んでいながら、たった5年しか真価を発揮出来ずに人生をを終わってしまった。「もし吉本に残っていたら」「もし恐喝事件が起こらなかったら」「もし浅草のリハーサルに来てくれていたら」…
ルーキー新一の涙に騙された芸人は多い。しかしそのことを語る際に枕歌のように付く言葉が、「芸は面白かったのに」「天才的なところの」だ。それほどに笑わせることに秀でた芸人だった。私が関わって来た芸人の数はそれこそ数百人、いやもしかするとそれを超える数化もしれぬ。それでもルーキー新一ほどの印象と、惜しいという気持ちを持った芸人は数えるほどしかいないのだ。」
村松友視氏の解説が、これまた宜しい。
「いま私は、まぼろしにしか記憶になかった、ルーキー新一のファンになっている自分に不意に気付かされ、ちょっと得したような気分にひたってる」…
by オラッチ
クリアランス開催中!ウェブショップ!
11000円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。

- 2021/09/20(月) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0