
京成立石の「呑んべ横丁」、渋谷の「のんベい横丁」、野毛の「ハーモニカ横丁」、有楽町の「すしや横丁」など、今も昭和の香りを残す「盛り場」の歴史レポート。上野周辺は、浅草の「焼肉横丁」と、東上野の「キムチ横丁」がレポートされている。どちらも在日コリアンの住み付いた場所として有名なのだが、我がアメ横もいろいろあったらしいのだが、この本では触れられてはいない。
昔、本で読んだけど、渥美清さんが上野の駅前でバイをやっていたとか…ウチのじいちゃんに聞いた話で、三国人の乱暴に手を焼いていた警察が、浅草の親分の手を借りて、よく見回りに来ていたとか…いろんな事があったりしながら現在の姿になって行ったのね。
「テキヤ」の実状をよく知る事が出来たのがよかった。テキヤって、文ちゃんの東映映画でしか知らなかったんでね。それと、何よりも感心したのは、著者のフリート横田氏の横丁に対する向き合い方を真剣に解説している所。単なるノゾキ見的な好奇譚でもなく、ノスタルジックに浸るだけでもない。時代とともに生きて来た人間の悲喜こもごもをともに感じる事の出来るとっても面白い本でした。
by 昨日貫之
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- 2021/07/12(月) 12:00:00|
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