
経営者として、上場企業を切り盛りし、必死で会社を建て直して来た実績を持つ著者が、なぜ会社の金を使い込んでギャンブルにハマってしまったのか。その答えを自身の言葉であますところなく現わした、全経営者必読の一冊。
大王製紙の創業家で、もちろん筆頭株主なので、100億もの金は何とかなると思っていた。
いざとなれば、返せる金だと。その甘さに自身が付け込まれたと…
極上のミステリーのようでもあり、経営書でもあり、赤裸々な私小説でもあり、何とも言えない人間の業のようでもあり…ギャンブル依存症とアルコール中毒、これを自身の病気として早く気付いていればとも思う。
経営者のひとりとして考えるならば、やはり「公私混同」をいかに自覚して自分を律して行けるかだろう。
どうしても家族経営は、大なり小なりこうした金銭に甘くなりがちな体質を持ってしまうのだろう。
全ての経営者が自身をふり返る、いいキッカケになる本だと思う。
by 昨日貫之
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- 2020/12/28(月) 12:00:00|
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