
何と言っても映画への愛情がヒシヒシと感じられる感動的な一冊。
学生時代から池袋文芸坐で修業をし、興行的センスを身に付けてフジテレビに入社、アナウンサーからプロデューサーへ。
角谷氏自身も述べている通り、映画とは”ひとりよがり”の芸術ではなく、大勢の人達に楽しんでもらうメディアだと言う事を
骨の髄までしみ込んだ哲学を持っている所だろう。
これだけヒットを連発出来ると言う事は、もちろんテレビ局と映画会社のコラボの妙があるからだろうが
やはり興行のノウハウとセンスがあったからだと言える。
映画作りの大変さが”これでもか”と述べられているが、いくら苦労して拵えた作品であっても傑作になるとは限らない。
ここが映画の非情な所なのだが、だからこそノウハウとセンスが必要と言う事なのだろう。
これはあらゆる世界に通ずる真理と言えよう。
「鑑賞する立場だったときも、作る側に身を置くようになってからも映画は僕を励まし勇気づけてくれた。
ひとりぼっちの夜も、雨の日曜日も映画のおかげで寂しくなかった。どんな苦労も映画の為なら立ち向かうことが出来た。」
「映画館のトイレ掃除、呼び込みから始まってハリウッド映画の製作まで、さまざまなシチュエーションで
大好きな映画とずっと一緒に、前向きに人生を歩んで来る事が出来た事は、本当に幸せだったと思う。」
「映画の神様、ありがとう。 ビバ!シネマ。」
by オラッチ
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- 2012/12/25(火) 12:00:00|
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