昭和の怪人

生前、マスコミがこぞってタタキ続けた昭和の黒幕、
笹川良一氏の真の姿を追った本。
関東大震災の際の朝鮮人虐殺が実はデマだったと言う、
あらゆる資料を調べて発表した工藤女史による渾身の一冊。

これだけのバイタリティあふれる怪人が、昭和に君臨しておったとは！
ビルゲイツも真っ青！

「国のために戦った者を戦勝国の作った基準にしたがって、Ａ級だの
　ＢＣ級だのと日本人が区別する愚かさはいつになったら消えるのだろうか
　(中略)特にＢＣ級の戦犯とその留守家族の支援をポケットマネーで続けたのだ。
　しかも彼は自らそれを公言するような行為すらしなかった。
　そういう人物を「何でもカネで解決しようとした」「リッチなファシスト」だと
　断じるのが、戦後の「進歩的文化人」だった。
　(中略)カネ儲けがうまいことは悪なのか。
　彼ほど自身のカネ遣いに関して「ケチ」だった男も珍しいとまで言われて来た。」

マスコミが真の姿を伝える事が出来るのはいったい、いつになるのやら・・・

ｂｙオラッチ

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