
勝新太郎が面白い事を言っていた。
「原田芳雄はサングラスをとるタイミングを
間違えた。優作はショーケンの真似をし過ぎた」
と。
埼玉の与野に生まれ育ち、朝鮮高校のアタマ、
「ダイケン」の親友だった為「ショーケン」と呼ばれ、
アマチュアバンドの活動中にスカウトされ、
テンプターズとしてデビュー。
その後の活躍は皆様御存知の通り。
キャラクターも生き方もカツシンと良く似てるが、
演技哲学とも言うべき役者としての取り組み方は、
意外に正統派だった。
あの「傷だらけの天使」は、時代の気分は出ていたかも
知れないが、ボクシングで言えばジャブの応酬ばかりで、
パンチが無かった。
その反省で「前略おふくろ様」では、脚本の点、丸まで
一字一句変えないで演ったと言う。
シリアスからコメディまで何でも出来る、こんな貴重な
役者を使いこなせる業界人はいないものなのか・・・
やはりクロサワを始めとして倉本聡、市川森一、神代辰巳、
深作欣二、鈴木清順に工藤栄一と、そうそうたる監督達と
火花を散らせた「危険な才能」の持ち主に対しては、尻込み
してしまうのかナァ。
byオラッチ
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- 2010/11/18(木) 12:00:00|
- 日記
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