
昭和のテレビ草創期に、新しいメディアの「テレビジョン」という荒野を開拓すべく戦った戦士達のインタビュー集。
CD「ちょんまげ天国」をプロデュースした、ペリー萩野さんがまとめて下さいました。
倉本聰脚本を演出した杉田成道について…
「筆者は以前、「北の国から」にレギュラーで長く出演していた地井武男から、このドラマの「怖さ」を直接聞いたことがある。
実生活で妻をガンで見送ったばかりだった地井は、ドラマでも妻をガンで亡くす場面を演じることになったのだ。
「あと三月もたない」など、過酷なセリフを地井に言わせることを、倉本でさえためらったのに、杉田は「できる」と言い切った。
辛すぎるセリフに、さすがの男気俳優も涙も鼻水も止められない。迫真のシーンとなった。
だが、杉田はその場面を「もう一回」と撮り直しを求めた。
それは地井の表情があまりにリアルで、ドラマの中で浮いてしまうという心配があったからだが、俳優にとって、これほどキツい「もう一回」はなかったはずだ。」
「黎明期のテレビは、各局にサムライがいて、みんなその名前を知っていた。予算もどんぶり勘定だったし、「あんなの面白そう」と言うだけで企画が決まっちゃった。今はマーケティングをして、ターゲットを絞って狙う。失敗は許されない。作り手が楽しんでいない気がする。」
ペリーさんは、あの名コラムニスト、「いであつし」さんの奥方様です。
いでさん共々ありがとうございます。
by オラッチ
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- 2021/04/19(月) 12:00:00|
- 日記
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