
人生で真剣勝負した人の言葉は、詩人の言葉のように光る。
「私が監督をやっとる時には、王だとか長嶋だとか、森、藤田、広岡、金田といった実力のある有名な選手がたくさんおった。
こういう大選手に「何やっとるか、そんなへっぴり腰であのピッチャーの球が打てるか。こういうふうに引き付けてこう打たにゃ駄目だ。」と叱りとばせる。監督が遠慮しとったんじゃチームはまとまりませんよ。自分はそういうことを選手時代に体験しとるんですから、全然遠慮する必要はない。悪いことは悪い、いいことはいいとしてやって行くからチームがまとまっていける訳です。
ですから、やはり若い時に苦労してバッティングの技術を身につけるために、スランプに次ぐスランプの苦しさに耐えてやってきたということが、大きな財産になっとるんだね。若いうちは大きな壁にぶち当たったら、これで人生は終わりみたいな気持ちになるもんですが、そんなことないんですよ。必ず突破できる壁であり、そういう壁を何回も突破していけば、しらんうちに自分は鍛えられて大きくなるんですよ。いずれにしても、人間死ぬまで努力ですよ。「裸に生まれてきたのに、何不足」というとうにね、いざという時は”なあに”という気持ちで度胸よくぶつかっていけば、必ず克服できますよ。」
以上、川上哲治氏の言葉でした。
by 昨日貫之
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- 2021/04/12(月) 12:00:00|
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