
マンガや映画のエッセイで、愛読させて頂いた昭和33年生まれの著者が、亡くなる寸前まで雑誌に書いていた未完の自伝的エッセイ。あの昭和の空気感がとっても心地良い文章だ。
「私は時々夢想する。高校生にして私が東映映画にはまっていたら、どうなっていただろう。たぶん私はまともな大学に進むことが出来なかっただろう。この原稿をかいている今日は、梅宮辰夫が亡くなって2日後だが、彼の代表作である不良番地シリーズは1968年から72年にかけて公開された。つまり私が小学校4年から中学校2年にかけてだ。小学校時代は無理だとしても中学の時にこのシリーズを見ていたらどうなっていただろう。」
まさに高校生でこのシリーズを観ていたオイラみたいにヒネたガキになっていたんだろうなぁ。
でもそのお陰でいろんなアンダーグラウンド世界をのぞかせて頂いたし、いろんな文化を勉強させて頂いた事は、今のオイラの血肉になっていると思う。本当にいい時代でした。
最後に、あとがきにかえて吉田篤弘氏がとっても胸にジーンと来る文章を書いてくださった。
ありがとうございます。
by 昨日貫之
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- 2021/01/11(月) 12:00:00|
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