
「僕にとってM-1は消したい過去でした。何度も触れましたが、一度もウケたことがないからです。
番組冒頭、審査員としてひと言ずつあいさつをする機会がありました。隣の立川志らく師匠が、「今、談志が降りてきます」とおっしゃったので、僕も負けずに「内海桂子師匠が、ちょっと今降りてきてるんで」とボケました。アドリブです。
そうしたら、司会の今田耕司さんが「まだお元気ですから!」とすかさずツッコんでくれて、会場がどっと沸きました。
M-1の決勝の舞台で、初めてウケました。僕の初ゴールです。
ゴール前に詰めていたら、たまたま目の前にボールが転がってきたのです。
僕は足を振るだけでした。いわゆる「ごっつぁんゴール」です。
でも一点は一点です。四度目の出場にして、初めてM-1と友達になれた気がします。
審査員の依頼が来たとき、M-1で優勝はおろか、ウケたことすらない僕に、その資格があるのかと悩みました。
審査される芸人は、納得しないのではないかと心配になりました。
でも本番になったら、自信を持って点数ボタンを押せました。
彼らの悔しさがわかるからです。」
by 昨日貫之
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- 2020/12/14(月) 12:00:00|
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