
映画評論でもスルドイ視点で読者を引きずり込む中条省平氏が編んだマンガ選集の第一部。マンガに技法的な革新をもたらした作家作品を集めた一編。
主に70年代に好きだった作家が多く取り上げられているので、ウレしくて買ってしまったが、今、この年齢になってみると、真崎守や宮谷一彦、上村一夫はちょっとツラくなる。やはり赤塚不二夫はともかく、つげ義春の「ねじ式」や谷岡ヤスジの「ベロべーマン」は後世に残る傑作であろう。それよりも何よりも、初めて読んだ岡田史子の「ガラス玉」と、高野文子の「病気になったトモコさん」はスゴすぎる!
少女マンガはほとんど読んでいないけど、これはどう表現していいのか困ってしまう程独創性があり、そして味わい深く、余韻を引きずってしまう。こんなスゴイ少女マンガがあったのか!12月発売の「少女マンガの革新」が待ち遠しいぞい。
by 上野森正太郎
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- 2020/11/09(月) 12:00:00|
- 日記
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