
映画監督としての佐分利信の話から、星野和平プロダクションへ、そして清水宏を至って木村プロダクションへ…この話のつながり方がめっぽう面白い。木全さんは、昔成瀬己喜男や清水宏の本で知ってから、ヒソカにファンになっておりました。
東映で企画された鈴木清順の「母に捧げるバラード」が、最終的にシネマプラセットで内藤誠監督の「
時の娘」になって公開されたって話もメッポー面白い。この時代、内藤誠は「
番格ロック」や「ネオンくらげ」で油が乗ってたし、大和屋竺はロマンポルノ番線で公開された「愛欲の罠」の監督もしていた。
フツーの青春映画を望む東映と、ヘンクツオヤジの清順さんが折り合うはずもなく、見事に制作中止となったテンマツ。
大島渚の「ハリウッド・ゼン」も当時はオイラも期待していたんだけどね。ソール・バスの映画タイトルから赤松陽造さんの作るタイトルへと移るハナシも面白い。オナカいっぱいの本でした。ごちそうさま。
by おミズのハルヲ
ウェブショップ!
11000円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2020/03/30(月) 12:00:22|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0