
多感な70年代、そしてナマイキな80年代に、映画を観まくっていた野郎なら、決して忘れない「松竹の奥山和由」。
親の七光りで好き勝手に映画を作っては当てたりハズしたり。それでもボンボンだから好きな監督、好きな役者で、
冒険を楽しんでんだろーなー位の見方をしてたんだけど、この本を読んで反省しました。
ムチャクチャ面白い。
原点は深作欣二。中学は学芸大附属にいて、そのままエスカレーターのはずが、渋谷の全線座へ通いたいばかりに
猛勉強して戸山高校へ。向っ気の強い性格から、暴行事件は数知れず。近所の大学生をカツアゲして補導され家裁行きへ。
そんな頃に観た「仁義なき戦い」に影響されて映画界へ。
同年代なので、あの時代の映画界の様子がはっきり分かるし、その内状に興味シンシン。
やっぱりどの業界も人脈と言うか人間関係なんだろうな。タレ目のヤサ男と思っていたが、本物の暴れん坊だったのね。
まぁそうなんだろうなと今になって分かる。でなきゃ深作欣二や五社英雄やたけしやユーヤさん、ショーケン達と
タイマンはれる訳ないもんね。だけどプロデューサーとして細かく見る目も持っているという…
やっぱり奥山さんという人間が面白い。
by おミズのハルヲ
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- 2019/12/23(月) 12:00:00|
- 日記
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