
著者の大学での教え子が体験した実話。
ある日、彼女はどうやって生きて行けばいいのか分からなくなり、プチ家出をしたそうです。
町中を当てどなく歩き、お寺を見つけます。ここなら助けてくれるだろうと門の前へ行くと、門には「かんぬき」がしてありました。
インターホンもあったのですが、結局押せずにまたトボトボ歩き始めました。
次にボンヤリ見えてきたのは十字架。教会でした。ここのドアは開いていたそうです。キリスト教にとって門はとても大切なもので、開けておかなければいけないそうです。彼女は誰もいない教会の中に入り、ひとり1時間、2時間と座り続けていました。
すると不思議なことに胸につかえていた石のようなものが、スーッと降りて、白み始めた中を家に帰ったそうです。
それ以降、落ち込むことがなくなり、人生の意味とエネルギーが回復していき、著者の大学院に入ったというわけだそうです。
彼女は教会に座っていたとき、門が開いているなら、誰かがいるはずだ。
もしここで助けてくださーいと叫べば誰かが出てきてくれるはずだと思ったそうです。
そこで叫ぼうと思ったとき、もうひとりの自分のささやきが聞こえてきました。
「あなたはもう一回、生きる力があるから、その力を頼りにして、もう一回生きてみたらどう?そしてまたボロボロになったら、またここに来ればいいよ、」とその声を聞いて、「そうだ、またダメになったら、ここに駆け込みばいいんだ。」
と感じて、なぜかふっきれたということなのだそうです。
by 昨日貫之
ウェブショップ!
11000円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2019/12/09(月) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0