
読む人の人生を変えちゃう位のスゴイ時代小説(?)6編を集めた本。やっぱりチャンバラ物は男のロマンをかき立てるよな。
縄田一男氏は、昔、川崎銀星座にかよって、東映時代劇を観まくったんだって。藤沢修平さんは西部劇が好きで、
グレンフォードの「必殺の一弾」が好きらしい。自身の作、「孤立剣残月」は「ハイヌーン」から設定を借りたんだって。
児玉清さんは、「今、時代劇がブームと言われてますが、これは昔の人々の姿に人間のあり方を強く感じるからじゃないかと思うんです。活字の世界を軽視してしまったために、心を培う、知恵を養う想像力がなくなってしまいつつある。」
縄田氏は、「亡くなった哲学者の池田晶子さんが「今の社会は、知ることに満足してしまって考えることをしなくなった社会だ。」と言っていたと言う。
本を読まない社会になってしまって、小説で教えてくれる、物事の裏や、フィクションを知らない人達だけになってしまい、文学を捨ててしまったその先には、見たものだけを現実と思ってしまう人間が増えてしまうと…
池宮彰一郎「仕舞始」が、一番好きだなあ。
by 昨日貫之
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- 2019/11/04(月) 12:00:00|
- 日記
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