
三国連太郎が自らのプロダクションで制作した「台風」と言う映画のテンマツが面白い。三国の思いつきや、アドリブによる脚本変更が度々行われ、当時人気絶頂であった三国のスケジュールの合間を縫って撮影は伸び伸びになり、共演していた東映の女優、志村妙子とは不倫の仲になり、並行して撮影していた「
餓鬼海峡」は病気により一時中断。その後の「
怪談」の撮影で大怪我。やっと完成したと思ったら今度は東映が配給を断って来た。あげくの果ては、「映画芸術協会」というピンクのルートが買い取って「腐肉の群れ」という題で公開されたというオソマツ。事実は映画よりも奇なり。ちなみに「志村妙子」という女優さんは、後の「太地喜和子」だって。
あの長谷川和彦監督が今村プロの助監督の頃、ピンク映画の「国映」から頼まれて国産洋ピンの「センチメンタルジャーニー」と言う映画を作ったのだが、これは予算オーバーで未完に終わった。その未完のフィルムを探す話も面白い。「
青春の殺人者」と「
太陽を盗んだ男」だけでビッグネームになってしまったカントク。もう新作はムリなのか?
by おミズのハルヲ
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- 2019/07/01(月) 12:00:00|
- 日記
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