
2018年4月に亡くなった加藤廣氏の遺作。徳川家康の特性を解剖して、天下取りのポイントを解説した本。これがなかなか面白い。何しろ鳴くまで待ち続ける家康の事、生涯辛抱と方便と面従復背に徹し、しかし天下を取ってからは道義を優先した苦労人。長いものに巻かれながらも、一歩一歩と前へ進む生き方が涙をさそう。まさに今の時代と同じね。
だがしかし!本当に面白いのは第二部の小説、「宇都宮城血風録」だった!これは以前
千恵蔵の遠山の金さんで観た事のある宇都宮釣天井事件のストーリーであるのだが、幕府方の柳生一派による刺客と迎え撃つ福島正則達のチームとの丁々発止がムチャクチャ面白く、アッと言う間に続編へなだれ込む。まだ未見だが、昔アラカンさんで山田達雄監督が撮った「怪異宇都宮釣天井」ってゆー新東宝映画があって、これが傑作らしいので、後で観てみんべーと言う楽しみ思ってしまった訳ですねん。
by おミズのハルヲ
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- 2019/06/03(月) 12:00:00|
- 日記
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