
2段組、500ページにせまる大著である。前者「B級ノワール論」を読んだ者として、もう吉田広明氏は我が国の映画評論の極北として位置づけられよう。序章から既にクギ付けになってしまう。「
真昼の決闘」と「
リオ ブラボー」。フォークスとフォード。そして西部劇におけるアナクロニズム。これは最終章のクリントイーストウッドの中で、
セルジオレオーネについて語られる。
個人的に
ランドルフスコットの大ファンなので、バットベティカー監督による「ラナウン サイクル」の項が大注目であった。蓮寶重彦氏が「七の奇蹟」と言った連作7本。すべて77分の持続時間を持ち、それが全て最後の決闘に向かって組織されるという整然としたというか荒唐無稽な形式性が強調されていると言う事なのだが、まだ未見なので分かんない。アンドレドトスやエドウィンマリンの作品はよくBSでもやってるので観てるのだが、どっかでやってくれませんかね。でもやっぱりいちばんはペキンパーの「
昼下がりの決斗」だね。
by おミズのハルヲ
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- 2019/05/27(月) 12:00:00|
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