
「失われた30年」と言われる平成時代の、その「失われた」内容を験証した本書。だけんど本人が小泉政権時に閣僚として参加してたので、どーしても小泉時代には甘くなる(?)のね。だから失われた30年じゃなくて「まだらな30年」で、小泉時代は真の「改革」の時代なんだとか…
とにかく問題先送りと、増税の30年と言っても過言ではない。最初の7年は、バブル崩壊後の不良債権処理を先送りして、もうひと山くるまで公共事業でつなぐ政策。次の10年は、銀行や証券会社が倒産して株価下落を低成長の中で消費税増税。これで財政がさらに悪化してしまう。ここで小泉純ちゃんが登場して郵政や道路公団などの民営化を始めとする構造改革を進め、ホッとひと息。しかしアソー内閣の時にリーマンショックにおそわれ、民主党政権になって、ごらんの通り。
平成の終わりこそが、安倍政権の正念場と言うのだが…「消費税で心配されるのは、税率を上げた瞬間だ。
デフレが続き、オリンピック後を見据えて成長の鈍化が始まる時消費税を上げると、デフレがさらに進むおそれがある。加えて現在のような政治がポピュリズム化するような状況下では、増税時に必ずお土産をつけてバラまくことになる。すると、消費税を上げても財政赤字が容易には減らない。私はこれを警戒しているところである。」
by 昨日貫之
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2019/04/22(月) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0