
「中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の正体は、アジアインフラ模倣銀行であり、看板だけの偽装銀行である。北京は加盟国、地域数でアジア開発銀行(ADB)を上回ると喧伝するのだが、自力でドル資金を調達、融資できず、ADBや世界銀行のプロジェクトの背に乗って銀行を装っている。解せないのは、そんな習近平の野望に手を貸しているのは、日本の財務官僚OBが仕切るアジア開発銀行(ADB)であることだ。習政権が強気でいられるのは、親中派財務官僚上がりの中尾武彦ADB総裁の対中融和姿勢のおかげだ。
ADBが日本の資金などを使って整備を進めたメコン川流域には、中国人と中国企業が進出し、環境は破壊され、下流域は洪水に見舞われている。ADBはAIIBと組んでこうした災厄を広げていく恐れが十分ある。安倍晋三政権は親中派の事なかれ主義官僚を厳しくチェックし、トランプ政権とはしっかりと安全保障上の視点を共有すべきだ。」 田村秀男 著
by 昨日貫之
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- 2019/04/08(月) 12:00:00|
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