
三代目林家染丸さんは、とにかく愛嬌満点の陽気な高座で
枝雀さんもアマの時代から大好きで、「歌舞伎座の地下にあった演芸場へ行ったら、来月のポスターに「林家染丸」と書いてあったら「うわぁまたあの戎っさんみたいな笑顔を見ることができるんや」と嬉しいなったもんです。反対に「桂米朝」と書いてあったら「うわぁ陰気なおっさんや」…なんてね。」
三代目染丸師は「たぬき」という出囃子で満面の笑みを浮かべて高座に登場。開口一番に「エー林家染丸と申しまして、本名、長谷川一夫と申します」と言うのが「つかみ」であった。毎日「長谷川一夫」なので、ある日親切な漫才師が「師匠、今やったらジェームズボンドちゅうのがええ男の流行でっせ」と教えてくれた。新しいもの好きの染丸師「おおきに、ええこと教えてくれた。なんやて?ジェームス・ボンド…やな」聞きなれないカタカナ名前を必死でj記憶しながらいつものとおり高座に登場。お辞儀をして頭を上げるなり「エー、林家染丸と申しまして、本名…」とまで言った時、さきほど覚えたはずのカタカナ名前が頭の中で行方不明になっていることに気づいた。グッと詰まったあと、染丸師匠、ひと呼吸おいて「大橋駒次郎」と申します」。ほんまの本名を言ってしまったと言う。当然ながら、客席はクスリともしなかった。
by
桂吉弥ファン、オラッチ
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2019/03/19(火) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0