
さん喬「本当にうちの師匠、柳家小さんをどう理解してるのかは、師匠のネタじゃないものをやったときにわかるんです。うちの師匠のやる「うどん屋」をどうしても師匠のようにやりたいってことよりも、たとえば古今亭の噺だったり、三遊亭の噺を教えていただいて覚えたときに「小さんはこういうふうにやるのかな」と考える。そこで初めて小さんの芸が継承できるんです。表を踏襲してもダメ、どんな噺をしても小さんがそこに介在することが、小さんの芸を継いでいくということになると思います。」
喬太郎「僕ら孫弟子がこんな生意気なこと言えませんけど、例えば大師匠というと、よく狸を演るときは狸の了見で演れっておっしゃったと聞きます。新作でも、女子大生が出てこようが課長が出てこようが、その作品の世界の中で、その人たちが喋ってるわけですから、その課長が腹で喋ればいいだけの話。もちろん突拍子もないギャグでウケさせようって類のこともしないわけではないけれど、そこに人間が動くってことで言えば、新作も変わりません。ある意味で言えば、大師匠からうちの師匠、それを僕が新作でやるときは、そういう受け継ぎ方を勘違いかもしれないけど、してるのかもしれないと思いますね。」
by 柳家ポマード
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!!新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2019/01/08(火) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0