
「渋沢栄一の生き方を見ると、柔軟性があるとともに、死ぬまで徳川時代人であると言って間違いないと思います。ものの考え方は幕末の普通法、これは武士を除く農、耕、商がその下で生きていた法律ですが、その人たちの考え方とほとんど変わってない。だからある面では自己の生き方というものは一生変わってないのです。ところが、さまざまな新しい現象が出てくると、それに対しては実に柔軟に対応しています。これがいわゆる「不易」と「流行」ということだろうと思うのですが、全然変わらないものがあるゆえに、逆に外部の変化に対して少しも抵抗なく対応出来る。ところが不易なるものがないと、逆に流行に対応出来ないと、確かに言えると思います。
彼は一生、非常に敏感にというか、柔軟に対応している面と、頑として変えない面と、二つの面を持っています。これがあのような大きな変化の中を「平気」で乗り切ってこれた理由ではないかと考えます。これからも世の中にどういう変化が起こるか分かりませんが、私どもは、やはりそういった一つの基本をつかんでいて、同時に変化していくめんもつかんでいく、こういう態度をとっていればよいのではないかと思います。」
by 昨日貫之
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- 2018/11/12(月) 12:00:00|
- 日記
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