
著者の高田純博士は医学物理の博士で、核放射線防護の世界的な権威。
世界中の核放射線災害地を調査し、研究して来た。 もちろん福島にも入って調査し
「福島は安全である」と発表したが、当時のマスコミに無視されたいきさつがある。
世界中の人々が日本は中華文明圏に属していると思っているが、アルビン トフラーも
言っている様に、日本は独自の文明を築いた民族だ。 それは地政学的にも民俗学的にも
説明出来る。 それをより分かりやすく、ちょっぴり化学的に解説したのがこの本なんだけど
岡潔先生みたいに「情緒」的になっているのが面白いところ。
要するに、デジタル思考をつきつめて行くと、最後はアナログ思考になっちゃうみたいな?
世界最古の「縄文文明」が紀元前1万4千年位で、黄河文明は前5千年、エヂプト文明が
前3千年、インダス文明が前2千年と続く。 縄の文様は、神道では特別で神聖なるしるし
であり、縄文土器で煮炊きする事によって安全な食事が確保された事は大きな進歩だったと ・ ・ ・
我が国の土地も空気も木も水も、世界に類のない清らかさを持っている事を実感してしまう本です。
by 昨日貫之
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- 2017/10/02(月) 12:00:00|
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