
戦後すぐに始まった共産党主導による「東宝争議」の渦中に生まれ良質な文芸映画を作り
ながら、商売にはならず、新社長を迎えてからエロ・グロ路線へ走り一定の商売にはなった
もののワンマン経営がたたって昭和31年に倒産した映画会社「新東宝」の歩みをつづった本。
教訓は加川良みたくいろいろあるんだけど、まずは「水清ければ魚住まず」って事。
いくら良質な文芸映画だとて一般庶民は娯楽に飢えている訳なので、東映チャンバラ
映画の方が商売になるのは当たり前。 次に「柳の下にドジョウは二匹いない」って事。
天皇映画で大当りを取ったのが忘れられず、ついつい同じ様な映画を作り続けてアキ
られてしまうのは、どんな業界でも同じ事。 やはり企画力と宣伝力と興行力の差が
出ちゃうのね。 そしてこれは逆説的に「石の上にも3年」大蔵社長は新東宝を退陣
してからもエロ路線をつき進み「大蔵映画」を発足。 当時ヒットしていたピンク映画界の
雄としてOP チェーンを作り、今に続いている。
本当にベンキョ― になります。
by 高崎みゆき座も好きだった オラッチ
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- 2017/06/06(火) 12:00:00|
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