![映画という[物体X]](https://blog-imgs-98-origin.fc2.com/a/m/e/ameyokotamami/20161130171127f97s.jpg)
「東京国立近代美術館フィルムセンター」が創設されたのが1970年。 スタートは上映活動が
主だったが、今は「映画の保存」「アーカイブ」が主となっている。 つまらない映画も、おもしろい
映画も、実験映画も、ニュース映画も全て同じ土俵で修復され、保存されて行く ・ ・ ・
「恐らく映画は、この一世紀余りの間に醸成されてきた『映画』という形式を持っていることが
すでに面白いのだ。 当たり前のことだが、デジタル映画の到来までは、どんな映画もリール
として巻き付けられたプラスチックの帯だ。 フィルムとして並べるとまったく同じ姿をしている。
だからどれも可愛い。 誤解されては困るのだが『つまらない映画だって可愛いじゃないか』
といった情緒を説いているのではない。 面白かろうが、つまらなかろうが、どちらも『映画』で
あるからには『絶対的』に可愛いのだ。」
「DVD で鑑賞することを誰もが『映画を観る』と言ってはばからない現在、それでも映画館の闇に
意義があるとすれば、それは生活環境も全く異なる、お互いを知らない人達がスクリーンに向かって
いるからだろう。 映画は、誰だか知らない他人と共有されなければならないのだ。」
学生時代「
ベン ハー」上映時に、スクリーンの上下左右の黒マスクがスルスルと開いて70ミリ用の
大画面となってステレオ音響が鳴り響いたあの感動を想い出してしまいました。
by 文芸坐 オラッチ 千佳作座
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!! 新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2016/12/06(火) 12:00:00|
- 新着情報
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0