
大映の九州支社宣伝課長からダイニチ映配へ出向し、倒産後は残務整理に追われた氏によるスタアとの交遊録。
「私が入社した昭和29年から30年代初頭には、まだ映画を作りさえすれば、客が入ったという絶頂期の名残りが
あった。テレビの一般家庭への普及もまだまだで、映画が最大の娯楽だったころである。貧しい時代ではあったが、
冷房もないあの頃の映画館のすし詰め状態でも、人々はスクリーンに食い入り、泣き、笑った。もしかしたら、今よりも
幸せな時代であったかもしれない。」
この本のスゴイ所は、氏の所有するスター達のプライヴェートな写真が数多く使われている所。スチール写真や
プロマイドと違って、ロケ先や楽屋での日常の表情が素晴らしい。そして残念なのは大映末期に
渥美マリや八並映子らと
主演を競った川崎あかねへの言及がなかった事。大映最後の作品「蜘蛛の湯女」は傑作だったのにぃ。
地井武男や
横リエも出てたのにぃ。残念無念さ来年。
by オラッチ
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- 2015/09/15(火) 12:00:00|
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