
成瀬巳喜男の作品世界を語りながら、川本流昭和界隈路地裏探訪
となる楽しい作品。 たぶんこの二人には共通する人生観があるんだろうね。
「以前、淀川長治さんと日本映画について話をした時『成瀬巳喜男はお好きですか』
と聞くと即座にこう言われたのをよく憶えている。『いやよ、あんな貧乏くさい監督』
無論笑いながらではあったが、成瀬巳喜男の特色をよく言い得ていると思った。
絢爛たる溝口健二や、けれん味のある黒澤明がお好きな淀川さんから見ると成瀬
巳喜男の世界は、あまりに地味で貧乏くさいのだろう。 そして私はと言えば、その
貧乏くささが好きなのだ。 はじめて成瀬巳喜男の作品を見たのは昭和27年に公開
された新東宝映画『おかあさん』だった。」
川本氏も言ってる様に、成瀬作品が面白いと思える様になったのは40才を過ぎてからだ。
「おかあさん」や「まごころ」「めし」は大好きだが「山の音」「浮雲」あたりになると重くて
ツライ。 この辺りは70近くになってからまた観るとするか ・ ・ ・
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- 2015/03/23(月) 12:00:00|
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