
ここの所、どこもそこも健サンづいちゃって何と言っていいか分からない状態なんだけど
やっぱりオイラの時代はさ、今のTVじゃ放映出来ない様な「仁侠シリーズ」で育った
時代だからね。だから四方田犬彦氏の様なコラムに共感しちゃうんだよね。
「60年代の終わり頃、大島渚の「日本の夜と霧」がどこかの東京の映画館の深夜興行で
上映されていた。フイルムの最後近く、元学生運動の指導者が延々と演説をぶつ場面が
ある。このとき観客席のどこからか、大声の野次が飛んだ。「健さん、こいつを叩き切ってくれ」。
場内は一瞬呆気にとられたが、次の瞬間には大拍手、大爆笑が巻き起こった。まさに的を射た
評言であったからである。」
「鶴田浩二は組長だった。若山富三郎は極道であり、梅宮辰夫は番長だった。そして
菅原文太は与太者だった。だが高倉健は組長でも極道でもなく、いわんや番長でも
与太者でもあるはずがなかった。彼は「健さん」であり、けっして群れることなく、つねに
残侠の人であった。」
この2冊、軍配は週刊朝日の方にあり。やっぱり日常の姿をプロの写真家が撮ったものが、
いちばんいいよね。まだまだ引きずっている今日この頃です・・・
by オラッチ
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!! 秋冬物新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2014/12/22(月) 12:00:00|
- 新着情報
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0