
あの頃はね、もうこの会社の出すレコードに首ったけだったのヨ。
何しろあのヴェンチャーズのリバティ。ビートルズ、ビーチボーイズの
キャピトル。フオークルもキャピトルだったし、カレッジポップスの
エクスプレス。そして何より我等の若大将も東芝だもんね。330円を
にぎりしめてレコード屋さんへ走ったもんだ。
こちらの高島さんは、あの新東宝のジャズキチスター、高島忠夫氏の
弟さんなんだって。それにしてもこのお方、なかなかのアイディアマンね。
売れるレコードを作る為にはデッチ上げなんか当たり前。洋楽は
日本サイドに編集権があるので曲の入れ替えやオリジナルジャケット
による自由な売り方が出来るのだが、日本のアーティスト、特に
黛ジュンの売り出し方には笑っちゃったね、スゴイバイタリティ。あらゆる
メディアを使った宣伝方法など、使えるアイディアが満載で本当に
ヒントになりました。
レコードに対する哲学がスバラシイ。「レコード(音楽)は生活必需品では
ないけれど、生存必需品である」。たしかビクターレコードの前社長が
言われたと思う。まさにその通りで、音楽は心の商品であるから、
心ある人間が生存するのに必要でない訳がない。だから心ある人間が
売る商品である。」深いね。
by バーブ早乙女
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- 2014/11/10(月) 12:00:00|
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