
国学者、平田篤胤による、世にも不思議な実録聞き書き本の現代語訳。
まぁ江戸時代だからねー、不思議な事が沢山あったのかも知れないけんど、
信心深かったからね、昔の人は。だから逆にそういうモノがいっぱい
見えたのかもしんない。だってオラが小さい頃は怪談噺は決まって時代劇
だったかんね。
それでもウチのマンタロウみたいに信じない人もけっこういたらしく、
作者はこう言ってる。「学問には恐ろしい面がある。むろん学問ほど
善いことはないが、大概はナマ学問をするからだ。書物を沢山知っていることを
鼻にかけ、書物を知らぬ人を見下し、「神はいない」だの「仙人、天狗はいない」
だの言い、「不思議なことはない」「そのような道理はない」などと言って
我意を張る。これはナマ学問の高慢なのだ。書物にあることでも、実際に
見てみると違っていることはいくらでもある。高慢な人は心が狭く、最後には
悪魔に引き込まれる人なのだ。」と。
現代だったら荒俣宏氏みたいな方だと思うけど、堂々たるインテリで博学な
学者先生がこういった本を出されている事が、スゴイ事だと思う。
by オラッチ
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- 2014/11/04(火) 12:00:00|
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