
あらゆる碩学の先生方が松下哲学を分析しておるが、やはりこのお方、
大川大明神の分析はひと味違うぞい。
面白いのは有名な水道哲学のくだり・・・日頃から「企業の使命は、
水道の水の様に無尽蔵に安く大量に供給し、消費者の生活を
豊かにしなければいけない」と言うもの。そこにある幹部が「安く大量に
供給したら、適正価格が守れなくなるので、儲からなくなるのではないか」と
横槍を入れた。当の松下氏は苦々しく思ったらしいが、その後その幹部を
社長に登用したと言う。
「みな広げる事は考えて、自分の守備範囲を広げたり、持ち場を広げたり、
仕事の範囲を広げたりしたがるけれども、あまりそちらの方に走ったらダメだ。
広げるのではなく、ひとつの事に専念し、それに習熟してマスターする事が
大事である。これは広げると言う事ではなく高めるという言葉なのだ。
山を高くすれば、必ず視野も広がる。だから視野を広げようとするのではなく、
山を高くしようとする事だ。自分の本業に専念し、それを深く掘り込み、
その技術を高めてプロフェッショナルになって行くにつれて、視野も広がって
行くのだ。」
by 昨日貫之
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- 2014/09/22(月) 12:00:00|
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