
先月紹介した白鳥あかねさんの本、早速読了。
芥川龍之介の弟子を父に持ち、戦前のリベラルな家庭で育った。
早稲田の仏文を出て、小さい頃から親交のあった
新藤兼人に付いてスクリプターの見習いに付いてから
昭和30年に制作を再開した日活撮影所へ一期生として入社。
再開当時の日活は、スタッフを各社からの引き抜きで固め、
特に助監督には松竹からの経験者を大量に引き抜いた。
西川克巳や鈴木清順などが有名だが、あかねさんの
キャリアの中では、小津安二郎の助監督だった斉藤武市、
神谷辰巳、今村昌平のセンスが大きく影響を与えている。
やっぱり面白いのはロマンポルノの現場の話。「特出し21人」
を撮る為に、浅草ロック座に協力してもらって信州の上山田温泉
にあるロック座の支店でオールロケ。ストリッパーのお姉さん達と
寝食を共にして、本物の家族の様になってしまった。
打ち上げの日にストリッパーさんへお礼をしようと、舞台に立って
ストリップを始めた。キャメラマンの姫田氏が頭にカツラをかぶって
スッポンポンになるや、踊り子さんたちが涙を流して喜んでくれたと言う・・・
いゃあ、いい話でやんす。
by オラッチ
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- 2014/08/12(火) 12:00:00|
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