
「これは正統な日本映画史ではない。 ただしここに取り上げた101本の映画の面白さは保証します。
最近のテレビ局制作の日本映画にアキアキした君! 本当に面白い日本映画はこれだ!」
60年代から70年代にかけて、プログラムピクチャーの玉石混合のなかでピカリと光る傑作をチョイスした
この本、20年間の混乱期の映画界を象徴している新東宝の倒産、ピンク映画の台頭、松竹ヌーベルバーグ、
ヤクザ映画の台頭、日活ロマンポルノ登場、角川映画の登場と、まさに無政府状態。
良く言えばスクリーンにエネルギーが迸っていた時代、悪く言えばテレビに押された悪あがき。
ある意味、大正から昭和にかけての不況期に流行した「傾向映画」の時代と重なるかも知れない。
当時もエロ、グロの時代と言われていたしね・・・
個人的には東宝モダンアクションの時代が気になる。
岡本喜八から福田純、谷口千吉、杉江敏男と男性アクションの職人達が輩出。
日活から移った三橋達也の「
国際秘密警察」シリーズから
加山雄三、黒沢年男の東宝ニューアクションが生まれる。
「太陽にほえろ!」のルーツはここにあると思うのだが、いかがでしょう?
by オラッチ
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- 2013/11/26(火) 12:00:00|
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