
この本を書いた当の本人が何しろヘンな絵を画くお方。
武者がハーレーに乗って走ってる画とか、お城の外にロープウェーが走ってる画とか・・・
当代きっての売れっ子画家による、日本画分析。
コレが頗る面白い。
丸山応挙の画を例にすると、島を描く時はとにかく事前にテッティ的に写生をし
あらゆる角度から描きまくる。 そして本番になると、事前に描いたスケッチを
見る事もなく正確に描いて行くのだそう。 すなはちは「心の中に焼き付けた島」
を描くんだって。 だから正確描写よりも「島の本質」を表現する。
これって印象派にも通ずる考え方ね。 要するに「心の表現」と言う事か。
「水」を正確に分析すればH2Oになるんだけど「水の本質はH2Oです」と
言うよりも「水は冷たくて、流れていて・・・」と言った方が豊かに感じる様に。
日本画と西洋画の違いを読むと、何やらデジタルとアナログの違いの様にも思えて面白い。
思いっきりアナログ人間のオイラとしては、我が意を得たり!と言う所か。
by オラッチ
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- 2013/11/11(月) 12:00:00|
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