
昔からウルトラマンシリーズに関しては数々のエピソードや思想性を語った本が出て来ていたが、こちらは自分史を中心として
「あの時代」を語った本。 面白いのは、全共闘世代がスタッフとしてかかわった部分が、今は精なる伝説として伝わっている部分を、
スルドク現実的な事柄として白日にさらした所。
例えば「セブン」に関してだが、怪獣が出て来ない回があり、それは脚本家が上と戦って人間ドラマを目指した事になっているが、
それは単に予算が無かっただけだとか、金城哲夫や上原正三が沖縄出身で脚本の中にヤマト民族に征服された怨念がこめられていた
と言う話に、本人がキッパリと否定して「全く考えていなかった」と答えたとか・・・
特にカラクチなのはこの所。
『メトロン星人の出る「狙われた街」の演出は実相寺昭雄である。ほかにセブンでは名作とされる「円盤を見た!」という
ほとんど戦闘シーンのないものも実相寺である。特撮ファンの間では評価が高い。カメラアングルが独特で、まぁ前衛的な
演出をする。だが、この人は「ウルトラ」の中でやったから有名なので、それもあの脚本あっての事でもあり、それ以外の
映画作品を見てもろくなものがない』
よくぞ言ってくれました!
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- 2013/05/21(火) 12:00:00|
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