
「大船調」と言われるホームドラマで君臨した松竹映画にあって、いかにしてオノレの企画した映画を作り出して行くか。
ひとりのプロデューサーの悪戦苦闘の日々をつづった好編。
個性派、渋谷実監督と、城戸四郎会長を交えての丁々発止のやりとりがメッポー面白い。
テレビの普及と共にホームドラマでは客を呼べなくなり、売れてる歌手やコメディアンを中心とした番組作りをしながらの新たな男性路線作り。
丁度 大映と日活がツブれた後の田宮二郎と渡哲也、そして高橋英樹の獲得。
そして東映から加藤泰監督を借りて来ての傑作、「人生劇場」の誕生だ。
「松竹ヌーベルバーグ」へのカラクチの言及は、経営陣そして営業や宣伝を含めた松竹映画全体の弱腰を物語る。
大島渚一派の正体が読めなかったがゆえの失敗。
映画に政治を語らせるなんて・・・
寅さんに言われちゃうよ、「それお言っちゃあ おしまいよ」。
by オラッチ
ウェブショップ!
7770円御購入で送料無料!! 秋冬物新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2012/12/04(火) 12:00:00|
- 新着情報
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0