
全身黒ずくめの西部劇マニアと言えばこのシト、岡本喜八。
小学2年で満州事変ボッパツ、3年に上海事変、商業学校に入った途端に日中戦争。
明大商科に入ったのが昭和16年。
卒業と同時に東宝の助監督になったのもつかの間、4ヶ月後に徴用で中島飛行機へ。
そのまま徴兵で昭和19年、松戸の工兵学校へ、特攻艇要員になるも20年8月15日・・・終戦。
人生の半分、それも青春時代を全て戦争の時代として生きたからこその喜八映画。
自身の寿命を23才までとカクゴし、それまでの恐怖を何とか笑いでごまかそうとした悲痛なる青春・・・
なんてミジンも見せぬ痛快まるかじり活劇を作り出した作者の夢は大ミュージカル映画と大本格喜劇だった。
「日本のいちばん長い日」と「肉弾」、「赤毛」と「吶喊」は「公」と「私」の対になった作品と言える。
映画は単なるテクニックでは無いと言う事が良く分ります。
by オラッチ
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- 2012/05/21(月) 12:00:00|
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