
「沢田幸弘さんに口説き落されて引っ込みが付かない感じで出かけた日活の現場が、
これがすごかったんだ、撮影に入ったらもうメチャクチャ。
みんなあと1年で撮影所が閉鎖されるって知ってたからね。
なにか、ものすごく騒然とした、喧噪の状態で。
熱気からなにから、あの当時の映画人ってのはすさまじかったからね。
自分の中にある俳優座的なものをぶちこわすにはこれはいいやと思ったんだ。
だから自分のスタイルなんてものは、その時分の日活の現場が必然的にうながしたものなのかもしれないね。
それが、わりあい基本的に最初に自分のヘソの上を通ったんだからね。
底流としては、未だにそこなんだよね。」
歌手として活動するキッカケは、桃井かおりと荒木一郎。
そして宇崎竜童と知り合ってからブルースにのめり込む・・・
桃井氏曰く。
「芳雄ってさあ、歌う時って、なんかこう、ものすごく真剣なのね。
だけどフザケてみさたりしてるわけよ。
で、その時の方がキュッて感じる訳。
あたしは。」
そう、オジサンも感じます。
キュッて・・・
by オラッチ
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- 2011/11/15(火) 12:00:00|
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