
あの高名な
梶原一騎の実弟であり、作家、役者、映画プロデューサー、そして現役空手家の氏による自伝本。
ズシリと重い内容だが、素晴らしい出来映え。
特に大山倍達氏との確執から
三協映画の崩壊が面白かった。
思えば梶原氏が三協映画をメジャーにしたいと思った所から派手な芸能界に深入りし、落ちて行ったのではないか?
ひるがえって真樹氏の自分のスタンスを決して崩さない生き方が光って来る。
だからこそ三池崇史や哀川翔達とのキズナが深まったのであろう。
なつかしき「非情学園・ワル」と続編「ネリカン同期生」は学生時代に新宿昭和館地下で観たんだっけか・・・
作家生活50周年パーティの司会を岡崎二朗氏がやったと、岡崎二朗と言えばオレラの世代じゃ日活ニューアクションのヒーローだぞい。
こう言う名前が出て来る所がカッコイイんだヨナー。
鈴木清順との映画対談、
飯干晃一とのケンカ対談、そして
安岡力也との役者対談も入ってオナカいっぱい。
そして、それよりも何よりもこの本の真の主人公は真樹氏がハタチになる前から陰から支えつつ
又支えられつつ共に生きてきた昌代さんと言うひとりの女性であろう。
ラストの散骨のシーンは、まるで映画の様にアタマのスクリーンに輝いておりました(感動)。
by オラッチ
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- 2011/11/01(火) 12:00:00|
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