
一片の布の背後に広がる歴史的・文化的・哲学的・思想的・宗教的な、
あらゆる関わり合いを縦横に語った少しムツカシイ本。
布を探究して行くと、結局人間の手仕事に行きつく訳で世界中のあらゆる地域で作られる布とは
その地に住む人達の生き方が反映されると言う事か。
イギリス社会の中でもエリートだったガンジーが母国に帰り、自ら糸を紡いで布を織り
それを身に着ける事によって西洋の機械化を批判したと言われるが、これはあくまで方便であり
貧しい母国の人民を団結させる方法だったと思うのだが・・・どーでしょう?
手仕事だけを礼賛しありがたがってばかりでは世界の進歩はありえないでしょう。
機械化のおかげで多数の人達が安い価格で同じ文化を享受出来る事が全体的にみれば
「進歩」と言う事ではないか?
そんな反論もしたくなりますな。
それでも春画における着物の役割に付いては「とってもおいしゅうございました。」
ごちそうさま。
by オラッチ
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- 2011/08/14(日) 12:00:00|
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