
題名からはソーゾーが付かない位のマジメ度100%の本。
日本のロックにおけるピョンコ節から身体性までの関連を
探りながら、語り手の経験をふまえての地域性に言及した本。
(よく分からない言い方でスミマセン。)
テンプターズが
「神様お願い」、ストーンズの
「サティスファクション」と
同じドラミング、ワウペダルを効かせた印象に残るギターフレーズ、
永遠に続く8ビートのシンギングベースを伴って、歌い込まずに
短いリフによって感情を表すと言うロックな作りをしていた頃、
英米のロックはさらに多くの壁を破って「サイケデリック」と言われる
次の展開をしていた・・・。
結果として
森進一のパフォーマンスは、R&Bの強い三連符感覚を
初期のヒット曲に焼き付けた
エルヴィスと、身体の使い方で似た
仕上がりになっている。
ロックのルーツが近代ヨーロッパによって「土民」化された黒人的
身体性にあるとすれば、日本の近代歌謡のなかで、同様の政治力学に
よって抑え付けられた、いきみや唸りなどの「前近代的」表現法が
ビートの解放、エレキとの接続のなかで噴き出てくるのは自然な
現象だったのだろう・・・。
ウーン、深すぎます。
byバーブ早乙女
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- 2010/04/02(金) 12:00:00|
- 日記
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